週明け22日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発し、前週末比153・50ドル高の2万6024・96ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスの感染拡大で停滞した米経済活動の再開が進展していることが好感され、買いが優勢となった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は110・36ポイント高の1万0056・48と過去最高値を更新した。
一大感染地となったニューヨーク市で店外飲食や小売店の営業が可能になり、景気回復期待が高まった。ただ先行して規制を緩和した一部の州ではウイルス感染者が急増している。流行の第2波への警戒から、ダウ平均は下げ幅が一時200ドルを超えた。
銘柄別では、ITのマイクロソフトやアップルの上げが目立った。小売りのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスは売られた。(共同)