千葉県市原市で生後10カ月の小西紗花ちゃんが衰弱死した事件で、同市議会の常任委員会が開かれ、参考人として出席した東京経営短大の小木曽宏教授が「かなりリスクが高い状況だったと判断せざるを得ない。児童相談所に通告し、安全確認すべきだった」と指摘した。
事件をめぐっては、市が紗花ちゃんの姿を長期間確認できていなかったことが問題となっている。
小木曽教授は千葉県野田市の小4女児虐待死事件を受けて設置された県検証委の副委員長も務めていた。委員会終了後、取材に応じ「早い時期に再び事件が起き、痛恨の極みだ」と話した。