メキシコで地震、4人死亡 M7・4、建物倒壊





23日、メキシコ南部オアハカ州で、地震で被害を受けた建物の近くを歩く女性(ロイター)

 米地質調査所(USGS)によると、メキシコ南部オアハカ州で23日午前10時半(日本時間24日午前0時半)ごろ、マグニチュード(M)7・4の地震があった。地元当局は、建物の倒壊などにより少なくとも4人が死亡したと明らかにした。負傷者も複数出ており、被害状況の全容把握を急いでいる。

 震源は同州サリナクルスの西南西約77キロ、震源の深さは約26キロ。地元メディアなどによると、震源地近くでは建造物の外壁が崩れたり、ガラスが割れたりしたほか、約500キロ離れた首都メキシコ市でも建物が揺れ、多くの人が屋外に避難した。 

 米ハワイの太平洋津波警報センターは津波の恐れがあるとして一時、周辺地域に注意を呼び掛けたが、その後解除した。

 メキシコでは大規模地震が多発している。2017年9月には南部沖でM8・1、中部でM7・1の地震が相次ぎ、計400人以上が死亡した。(共同)



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