25日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比299・66ドル高の2万5745・60ドルで取引を終えた。米当局による金融規制の緩和を好感した。ハイテク株主体のナスダック総合指数は107・83ポイント高の1万0017・00と反発した。
ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースといった金融株が上昇し、相場をけん引した。米株価が前日に大きく下げた反動もあった。
取引開始直後は、米国で新型コロナウイルスの新規感染者数が増加したため経済の先行き懸念から売りが先行し、ダウ平均の下げ幅は一時、230ドルを超える場面もあった。(共同)