アメリカ洪水被害 死者100人超に 「トランプ氏の政策影響」元政府高官が批判


【画像】米テキサス州の洪水被害 トランプ大統領「バイデンのせいだ」

職員削減策が一因?批判も トランプ氏は反論

 こちらの映像では川の水位が急激に上昇。数分後には道路がみるみる水没する様子が映し出されています。

 大規模な洪水による死者は、サマーキャンプに参加していた少女ら27人を含む、少なくとも104人に。いまだ数十人が行方不明のままです。

 今回の洪水で被害が集中したカービル市の市長は…。

「洪水の前に警報を伝えられていませんでした」

 アメリカメディアは、警報や避難指示の遅れが被害拡大を招いたと報道しています。

 さらに元政府高官が、トランプ大統領の職員削減策が今回の事態を招いた可能性があると批判しています。

「トランプ大統領の国立気象局に対する大幅な職員削減が、生命を危険にさらした可能性があります」

気象学者
「(削減に伴う)人手不足で、予報や警報の重要な要素を見落としてしまう状況を作り出してしまったかもしれません」

 トランプ大統領は反論しています。

「この事態を招いたのは(前政権の)バイデンのせいです。でも私は彼を責めることはしません。これは100年に一度の大惨事であり、見るからに恐ろしい事態です」

 トランプ大統領は今週中に被災地を視察するということです。

 洪水についてSNS上では「クラウドシーディング=人工降雨が原因だ」といった誤情報が拡散する事態に。気象学者の一人は、今回の洪水が人工的な気象操作ではないと明確に否定しています。

「今回の災害は、非常に湿った空気が暖かいメキシコ湾から流れ込んだことで、雷雨に発達したと分析しています」

(「グッド!モーニング」2025年7月9日放送分より)

テレビ朝日



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