広島大と東京工業大の研究グループは、人工知能(AI)技術を利用して災害後に撮影された航空写真から建物の被害程度を判別する手法を開発したと発表した。
平成7年の阪神大震災直後の兵庫県西宮市と、28年の熊本地震後の熊本県益(まし)城(き)町周辺の計約8500件の航空写真データを活用。倒壊した建物と被害がなかった建物、屋根にブルーシートがかけられた中程度の損壊だった建物を抽出して学習させた。昨年9月の台風15号で甚大な被害を受けた千葉県鋸(きょ)南(なん)町で活用したところ、90%以上の高い精度で被害を判別できることを確認したという。
広範囲におよぶ大規模な自然災害が発生した際には短時間で被害状況を把握することができ、迅速で適切な対応に役立つことが期待される。
広島大大学院先進理工系科学研究科の三浦弘之准教授は「中程度の被害を判別するには限界があるので、屋根にブルーシートが張られているかで判別した。航空写真データが入手できれば、半日から1日で被害状況が把握できる」と説明した。
本日の注目ニュース
【速報】日本、6回分の注射器でワクチン接種進む 韓国敗北
【速報】日本政府「非韓三原則を推進する」
【速報】池上彰氏が釈明も大炎上
【朗報】菅政権、有能だった
【拡散】バイデン、中国から賄賂を受け取っていた! ※証拠動画あり
埼玉県で115人新型コロナ感染、1人死亡
警察官計15人が自宅待機に…県警本部と警察署勤務の警察官2人が新型コロナに感染 愛知の新規感染者144人
ストーカー規制法の禁止命令、3年で8倍に 法改正で厳罰の流れ
茨城県沖でM5.7の地震 茨城県東海村で震度5弱 津波の心配なし
大阪で全国最多490人「怖い」ミナミでも不安の声
GoTo見直し表明…新千歳行きの利用客から賛否「北海道来てほしくない」「感染者増はGoToのせいではない」
【独自】安倍前首相の公設秘書ら、東京地検が任意聴取…「桜を見る会」前夜祭の会費補填巡り