プロ野球、副音声でビジター応援 ひと味違う“中立放送”好評 BS12トゥエルビ

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開幕戦でビジター応援放送を行う日本ハムOBの田中幸雄さん(中央)と「モーニング。'20」の牧野真莉愛さん(右)。新型コロナ対策のため応援放送はスタジオで行った =6月19日
開幕戦でビジター応援放送を行う日本ハムOBの田中幸雄さん(中央)と「モーニング。’20」の牧野真莉愛さん(右)。新型コロナ対策のため応援放送はスタジオで行った =6月19日

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、開幕を遅らせたうえ、無観客でスタートしたプロ野球。その影響もあって、テレビ中継の存在感が例年以上に高まっている。

 そんな中、ビジターチームファンの視聴者がアウェー感を味わうことのないよう、中継する全試合、副音声で「ビジター応援放送」も行うBSの局がある。放送エリアなどの関係でホーム(主催)チーム寄りの実況・解説になる放送が多い中、ホーム、ビジター双方のファンが満足する“ひと味違った中立放送”として好評だ。

 主音声のほか、副音声でビジター応援の実況を行うのは、BS12トゥエルビ。BSの12チャンネルで24時間、無料放送を行い、他局と同様、スポーツ以外にもドラマや映画、旅・グルメ、バラエティー、情報、音楽、通販-などさまざまな番組を放送している。

 同局での今季のプロ野球中継はパ・リーグの計45試合程度。チーム別の主催試合での内訳は、ロッテ15試合前後、楽天10試合前後、西武とオリックスが各7試合前後、日本ハムとソフトバンクは各2、3試合-を予定している。

 西武主催の今季開幕戦となった6月19日の日本ハム戦の中継では、主音声の解説は西武OBの松沼博久さん。一方、ビジター応援の副音声では日本ハムOBの田中幸雄さんの解説に加え、2軍の試合も観戦するほどの日本ハムファンというアイドルグループ「モーニング娘。’20」の牧野真莉愛さんをゲストに迎え、“ファイターズ愛”あふれるやり取りで反響を呼んだ。

 プロ野球の中継は、球団の地方進出や放送技術の進歩に合わせる形で、球団の地元局でのローカル中継やBS・CSの放送、インターネット配信など幅を広げてきた。ただ、ローカル中継やホーム球団制作でのCSやネット中継では、ホームチーム寄りの実況・解説になりがちで、ビジターのファンにはなじみにくい部分もあった。

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