警察署の当直中に責任者が飲酒 警視庁警視を懲戒処分 

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 責任者として宿直勤務中に飲酒したとして、警視庁は3日、蔵前署交通課長の男性警視(56)を減給100分の10(3カ月)の懲戒処分にした。警視は同日、辞職した。

 人事1課によると、警視は6月26日、当番責任者として勤務中に焼酎ロックなどをマグカップで3杯飲んだ。同課によると「前日に眠れず体調不良でイライラして飲んだ」と説明した。

 警視は午後8時ごろから飲酒したと説明。様子がおかしいことに気づいた署員が上司に連絡して署長らが駆けつけ、同10時50分ごろ飲酒検査を行い、アルコールを検出した。当番責任者は宿直時間帯の事件など重大事案などにも対応する。

 警視庁警務部の宮島広成参事官は「誠に遺憾。規律の維持を図るべく指導教育を行っていきたい」とコメントした。

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