小池都知事が首相と面会 国との連携を確認





都知事選で再選を果たし安倍晋三首相へ挨拶を行う小池百合子東京都知事(左)=6日午前、首相官邸(春名中撮影)

 5日投開票の東京都知事選で再選を果たした小池百合子知事が6日、首相官邸に安倍晋三首相を訪ね、新型コロナウイルス感染症や東京五輪・パラリンピックなどをめぐり国との連携を確認した。

 政府が九州南部の豪雨災害に対応していることを踏まえ、小池氏は防災服で訪問。首相が「力強い都民の声に支持された」と再選に祝意を示すと、小池氏は「喫緊の課題は新型コロナウイルス感染症だ。国の力を借りてしっかりと打ち勝って、その証しとして来年の五輪・パラリンピックにつなげていきたい」と応じた。

 その後、小池氏は報道陣の取材に応じ、国との連携について「国の補正予算を生かし、医療提供体制を万全なものにしていく。私から要望したポイントは水際対策だ。これから人の往来が増える中で、どのように水際を確実に安全なものにするのか重ねてお願いした」と述べた。

 また、当選後に国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長から再選を祝うメッセージを受けたことも明かした。



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