小池都知事、再選一夜明け登庁 「コロナ対策と五輪、国と連携し進める」





登庁し、取材に応じる東京都の小池百合子知事=6日午前、東京都新宿区(川口良介撮影)

 東京都知事選から一夜明けた6日午前、再選を果たした小池百合子知事が6日、選挙後初めて東京都新宿区の都庁に登庁し、「新型コロナウイルス対策で都民の命や暮らしを守り、経済戦略を考えたい」と2期目の抱負を語った。来夏に控える東京五輪・パラリンピックの準備については「改めて国と連携を確認し、行う」と説明した。

 開票結果は6日未明に確定し、小池氏は平成24年に猪瀬直樹氏が獲得した約433万票に次いで過去2番目に多い約366万票を獲得した。

 小池氏は6日午前9時半すぎ、マスク姿で都庁に到着。前回の初当選時と違い、大勢の職員の出迎えや花束もないまま登庁した。

 新型コロナウイルスをめぐっては、都内で5日まで4日連続で100人超の新規感染者が発生。小池氏は「『しっかりと働け』という都民の声をエネルギーにして、コロナ対策、都民の生活、命、健康、そして日本の経済の中心の東京の成長戦略をしっかりと進めたい」と強調。感染拡大防止策に努めることに意欲を示した。



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