ソニーは9日、人気ゲーム「フォートナイト」の開発で知られる米エピック・ゲームズに子会社を通じて2億5千万ドル(約270億円)を出資することで合意したと発表した。米メディアによると、出資比率は1・4%。
ソニーの吉田憲一郎社長は声明で「両社で協力し、ゲームだけではなく、急速に進化するデジタルの娯楽全体に、楽しみや価値をもたらしたい」と述べた。
エピック・ゲームズは1991年設立。2012年に中国のIT大手、騰訊控股(テンセント)から出資を受けた。世界的にヒットしたフォートナイトは、パソコンや家庭用ゲーム機など幅広い端末で利用できる。ソニーの次世代ゲーム機「プレイステーション5」で遊べるソフトも開発している。(共同)