樹齢千年超のご神木倒れる 高さ40メートル、大雨の影響で

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倒れた「神明神社」の境内の杉=12日午後0時12分、岐阜県瑞浪市(共同通信社ヘリから)
倒れた「神明神社」の境内の杉=12日午後0時12分、岐阜県瑞浪市(共同通信社ヘリから)

 11日午後10時40分ごろ、岐阜県瑞浪市大湫町の「神明神社」の境内にある杉が倒れたと近くの住民が119番した。瑞浪市によると、杉はこの神社のご神木で樹齢は1200~1300年、高さは40メートル以上。大雨の影響で地盤が緩み根元から倒れたとみられる。

 杉の幹回りは約11メートルで、県の天然記念物に指定されている。当時、同市には土砂災害警戒情報が発令されていた。

 市によると、けが人はいなかった。倒木が接触して隣接する住宅1軒の一部が破損、電線に引っ掛かり一部で停電が起きた。住宅の出入り口がふさがれ屋外に出られない住民もいたという。

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