東京株、大幅反発 一時300円高 新型コロナ治療薬に期待





東京証券取引所=東京都中央区

 週明け13日午前の東京株式市場の日経平均株価は大幅反発した。上げ幅は一時300円を超えた。新型コロナウイルス感染症治療薬への期待感から前週末の米国株が上昇したことを好感した。

 午前10時現在は前週末終値比359円07銭高の2万2649円88銭。東証株価指数(TOPIX)は25・88ポイント高の1561・08。

 経済回復の足を引っ張る新型コロナをめぐり、米製薬会社が治療薬「レムデシビル」について、患者の死亡率を低下させたとする分析結果を発表。前週末10日のニューヨーク株式市場はダウ工業株30種平均が反発し、ハイテク株主体のナスダック総合指数は3日連続で過去最高値を更新した。東京市場も流れを引き継ぎ、買い注文が先行した。



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