神奈川で新たに１７人　感染経路不明目立つ　新型コロナ

　神奈川県で新型コロナウイルスの感染者が新たに計１７人確認され、１３日に各自治体が発表した。内訳は横浜市５人▽川崎市３人▽相模原市２人▽その他県域７人。２０人を下回るのは、今月７日（９人）以来。ただ、１７人中１３人は感染経路が分かっていない。

　横浜市の感染者５人は、２０代女性３人と、５０代男女。そのうち、２０代女性の一人は、市内の病院に勤める看護師で、感染経路は不明だという。

　川崎市の３人は、それぞれ２０、３０、４０代の男性で、いずれも感染経路は分かっていない。

　相模原市では、県立高校に通う１０代女性の感染が明らかになった。市は女性への感染経路や登校の状況、濃厚接触者の確認を進めている。

　県が発表した、その他県域７人の居住地は、秦野市、鎌倉市、横浜市、山北町がそれぞれ１人と、大和市が３人。このうち、山北町居住者の感染確認は初。内訳は２０～４０代男女が４人、８０～９０代が３人。７人中６人の感染経路が分かっていない。