コロナ関連で「新規貸出4兆円実行」 三菱UFJの亀沢社長

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三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の亀沢宏規社長=東京都千代田区(桐山弘太撮影)

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の亀沢宏規社長=東京都千代田区(桐山弘太撮影)

 三菱UFJフィナンシャル・グループの亀沢宏規社長が13日までに産経新聞のインタビューに応じ、新型コロナウイルス関連で3月以降、国内で約5400件、約4兆円の新規貸し出しを実行したことを明らかにした。海外やコミットメントライン(融資枠)の設定分まで含めると12・5兆円に達する。亀沢氏は「資金需要は足元では少し落ち着いているが、今後は第2波の動向などが焦点になる」と述べ、企業の資金繰り支援を継続していく方針を示した。

 新型コロナの感染拡大に伴い、非対面サービスの利用が拡大。3月のネットバンキングの個人利用者の伸び率が前年同月比で約3倍になったという。亀沢氏は「今回の新型コロナの問題でデジタル化という社会的な変化が加速している」と指摘。環境変化に対応するため、7月に設置した「デジタルシフト戦略チーム」で、グループのデジタル化を進める考えを示した。

 デジタル化は金融サービスのほか、社員の働き方、事務プロセス、システムなどあらゆる領域で進めるとし、具体策は来年度から始まる中期経営計画に盛り込むとした。書類に押印しない印鑑レスについても「官民で連携して進めたい」と意欲を示した。

 4月に社長に就任した亀沢氏は、メガバンクでは初となる理系出身のトップ。デジタル化を進めると同時に「これからは社会課題の解決をビジネスにつなげる戦略に変えていきたい」と述べた。

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