東急などは、東京・渋谷と横浜など神奈川県東部を結ぶ東急各線の駅に設置された券売機で、スマートフォン決済サービス「ラインペイ」残高に現金チャージできるサービスを15日から始める。鉄道事業者としては初の試み。交通系ICカードの普及で券売機の台数はピーク時からほぼ半減しており、券売機の有効活用を図る。
利用者は券売機画面に表示されたQRコードに、ラインペイを起動させたスマホをかざして読み取り、券売機に現金を挿入。その後、ラインペイの画面に入金後残高が表示される。入金は紙幣のみで硬貨は受け付けない。計約330台で利用でき、一日約500件の利用を目指すという。
東急では令和元年5月から、駅の券売機で銀行預貯金を引き出すことのできるキャッシュアウトサービスを始めた。