「昼カラ」集団感染が収束 北海道小樽市

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「昼カラ」クラスターがスナック3店で発生し、博物館や図書館などが臨時休館となった北海道小樽市内=7月1日

「昼カラ」クラスターがスナック3店で発生し、博物館や図書館などが臨時休館となった北海道小樽市内=7月1日

 「昼カラ」を通じた新型コロナウイルス集団感染をめぐり、北海道小樽市は18日、市内のクラスター(感染者集団)が収束したと発表した。市内事業者に対する昼カラの営業自粛要請についても、31日までとしていた期限を前倒しして解除した。

 昼カラとは、喫茶店やスナックで日中に行うカラオケ。カラオケボックスと異なり、同じフロアで歌や会話を楽しむ高齢者の憩いの場となっている。

 小樽市では、6月下旬にスナック3店で昼カラのクラスターが発生。客らの濃厚接触者も含め計40人が感染し、このうち2人が死亡した。だが、今月3日を最後に新たな感染者が確認されておらず、市は17日で収束したと判断した。

 ただ、「高齢者が感染すれば重症化する恐れがある」として警戒を緩めず、道が作成したカラオケ店の感染予防対策チェックリストに市独自の項目を追加して注意を呼び掛けるとしている。

 市独自の項目は、集団感染が起きた店内の調査を基に作成した。「トイレの床、ドアノブは汚染されやすい」として消毒の徹底をを求めている。マイクやリモコン、コントローラーの消毒について、消毒用アルコールの濃度を70%と明記した。

 昼カラを通じた感染は客が複数店をはしごすることで拡大したとみられ、感染者は5月以降、札幌と小樽の両市で客と経営者・従業員だけでも計94人に上った。小樽市より先に感染が拡大した札幌市は、計42人が感染した市内の喫茶店3店のクラスターについて、今月8日に収束の判断をしていた。

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