新型コロナウイルスによる自粛生活を題材にしたイスラエルと日本による共同制作の短編映画「OUTSIDE(外)」が22日、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開された。
短編映画はイスラエルの作家、エトガル・ケレット氏の短編小説「OUTSIDE」が原作。同氏が監督を務め、日本人俳優の森山未來氏らが出演している。在日イスラエル大使館が国際文化交流の一環として取り組んだ。
撮影は新型コロナによる渡航規制のため、両国のスタッフがネット上でスタジオなどをつないで行われた。短編映画の中では、夜間外出禁止令などの解除後に人々が感じる喪失感や浮遊感を描いている。今後はイスラエルでもネット上で公開し、米ニューヨークのタイムズスクエアにある巨大スクリーンなどでの上映も計画している。