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ロボットベンチャーのテレイグジスタンス(東京都港区)は、主にコンビニエンスストアなど小売店での使用を想定したロボットを開発した。大手コンビニ2社と共同で使い勝手などを検証する実証実験を行う。
「モデルT」と名付けられたこのロボットは遠隔で操作し、商品の陳列などができる。ロボット前面のカメラで撮影してから操縦者側のディスプレーに表示されるまでの時間が0・05秒。見た目にはほとんど同時のため、視覚と感覚のずれによって生じる違和感を覚えることなく、スムーズにロボットを動かせる。
またロボットの胴体やアームなどに22カ所の関節を施し、狭い場所でもスムーズに作業が行える。ロボットのハンドもさまざまな形状のものを扱えるよう、真空吸引式の2指タイプのものを採用した。
実証実験はファミリーマートとローソンのそれぞれ東京都内の店舗で順次始める。コンビニをはじめとする小売業界は長年人手不足により人員の確保が難しいうえ、新型コロナウイルス感染防止の観点から最小限の人員での店舗運営を強いられるなど、労働環境に課題を抱えている。
テレイグジスタンスではコンビニだけでなく、スーパーマーケットなど他の小売りにも売り込みたい考え。
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