国家防衛戦略策定を 石破、前原氏らの安保勉強会が提言 





「日本の安全保障を考える議員の会」の国民民主党の前原誠司元外相(中央左)、自民党の中谷元元防衛相(中央右)ら=30日午後、国会内(奥原慎平撮影)

 自民党の石破茂元幹事長や国民民主党の前原誠司元外相らの安全保障に関する超党派勉強会は30日、年末の外交・安全保障政策の包括的指針「国家安全保障戦略」の改定を見据え、国防に特化した指針「国家防衛戦略」を新設すべきとする提言をまとめた。

 国防戦略は、中国の軍事拡張を念頭に南西諸島の防衛強化のため、陸海空3自衛隊を運用する「統合作戦司令部」を沖縄に設置するとした。武力攻撃に至らない「グレーゾーン」事態に対処する「領域警備法」(仮称)の制定も盛り込んだ。

 前原氏は「自分の国は自分で守る。国民意識を変えていくスタートになればいい」と語った。提言は近く首相官邸と河野太郎防衛相に提出する。



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