30日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落して始まり、前日からの下げ幅が一時500ドルを超え、節目の2万6000ドルを割り込んだ。米実質国内総生産(GDP)の4~6月期速報値が過去最悪となったことが嫌気され、売りが先行した。
25日までの週の新たな失業保険申請件数が2週連続で増えたこともあり、新型コロナウイルス感染拡大による米景気下振れへの懸念が強まっている。
午前10時現在は前日比536・67ドル安の2万6002・90ドルをつけた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は67・69ポイント安の1万0475・25。(共同)