【TVクリップ】「MIU404」綾野剛「本当の凸凹コンビに」

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トランクルーム内で猫砂の山に埋まった死体の初動捜査に駆けつけた伊吹(綾野剛)。事情聴取で“ある出来事”が判明する…

トランクルーム内で猫砂の山に埋まった死体の初動捜査に駆けつけた伊吹(綾野剛)。事情聴取で“ある出来事”が判明する…
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 「逃げるは恥だが役に立つ」や「アンナチュラル」などで知られる野木亜紀子によるオリジナル脚本で、警視庁・機動捜査隊(機捜)を舞台にした物語。志摩一未(かずみ)(星野源)とバディを組む伊吹藍(あい)を演じる。機動力と運動神経はピカイチ、良くも悪くも“野性”の機捜隊員だ。

 「オリジナルものはどこまでも自由度が高い。(原作ものなどのように)キャラクターで縛られることがないので、キャラを前提に考える必要がなくなる」

 同じく、星野との共演でヒットしたドラマ「コウノドリ」などの原作ものでは「漫画には絵コンテがあり、ルックスもイメージに応えるやり方。小説もそれが持つ空気感をまとう必要がある」と、それらの方法論とは対極にある。

 今回の作品は「抑えたトーンでやると一瞬で重たくなってしまうドラマ」と分析。だからこそ、「ずっと“ONモード”ではなくて、日常の普遍性やスッキリした爽快感もある。台本が持つテーマ次第で、伊吹で元気を出してもらおうとか、志摩で一人の人間として抱える闇の深さを出すとかのコントロールができるのはオリジナルの特権」と話す。

 伊吹と志摩のコンビは劇中、「どんな犯人かというより、なぜこんな事件が起きたのかという点で2人で向き合う。凸凹コンビとよくいわれるが、凸凸のときもあるし、凹凹のときもある」。さらに陣馬耕平(橋本じゅん)と九重世人(ここのえ・よひと)(岡田健史)のコンビをはじめ、「コロナで撮影が延びたこともあり、ドラマへの向き合い方など、スタッフも含め一致団結して、いろんなバディが出てきている」と現場の一体感を説明する。

 星野とは「『コウノドリ』ではお互いしゃべらずして理解し合う関係。それが今回は、考え方や行動が同じことも違うこともあるので、しゃべる。だから『コウノドリ』ではできなかった掛け合いができるのはむしろ新鮮」と笑う。

 「伊吹は単純なことが複雑化されやすい時代に、実直に動いている。一見、機微がなさそうだが、実はそれも兼ね備えている」といい、演じるにあたり、「大切なものはいつまでも単純であるという思いを伊吹に込めている」と語る。

 「源ちゃんとは精神的にしっかりバディとして完成しているので、2人の力が交わって、本当の凸と凹になれれば」と今後の展開に期待をさらに持たせるかのようにほほ笑んだ。  (文化部 兼松康)

 あやの・ごう 昭和57年生まれ。岐阜県出身。平成15年、「仮面ライダー555」の澤田亜希/スパイダーオルフェノク役で俳優デビュー。23年のNHK連続テレビ小説「カーネーション」で話題を呼び、27年のTBS系「コウノドリ」で主演。映画では「新宿スワン」(27年)、「日本で一番悪い奴ら」(28年)、「パンク侍、斬られて候」(30年)の主演など、出演作多数。

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