韓国投資公社、米大麻会社に国の財政200億ウォンを投資して半分に


共に民主党のチョン・ソンホ議員。イム・ヒョンドン記者
共に民主党のチョン・ソンホ議員。イム・ヒョンドン記者

韓国投資公社(KIC)が米国の大麻会社に200億ウォン(約18億円)を投資して100億ウォン程の損をしているという分析が出た。

19日、共に民主党のチョン・ソンホ議員室によると、KICは過去2年間米国市場に上場された大麻会社「キャノピー・グロース(Canopy Growth)」「オーロラ・カンナビス(Aurora Cannabis)」「クロノス・グループ(Cronos Group)」など大麻関連会社に合わせて200億ウォン程度を投資したが、元金は半分になっていると推定される。

最近、国の財政で大麻関連株式を買いとるのは国民法鑑定に反するという指摘を受けると、KICは社会的責任投資を考えているとしながら大麻会社の株式投資で利益をあげていると釈明したことがある。

KICは昨年1-3月期のキャノピー・グロースに約1800万ドル(約19億円)を投資した。その後、この会社の株価は1年以上下落した。買い入れ当時、株価は50ドル水準だったが、4-6月期基準で16ドルに落ちた。キャノピー・グロースは大麻業界1、2位を争う会社で、医療用大麻だけでなく余暇用大麻を生産している。

チョン議員によると、KICはキャノピー・グロースに対する投資損失は認めながらも「全般的な投資で利益をあげているため、個別種目の損失の有無は重要ではない」と釈明した。

チョン議員は「国ごとに価値観と社会的基準が違うため、社会的責任投資もそれに合わせて行われるべきで、国民法鑑定や常識に反する投資が行われてはならない」と指摘した。



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