
洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は20日、洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相から「輸出回復と第4次補正予算など積極的な政策対応で7-9月期にプラス成長転換が予想される」という内容の業務報告を受けたと青瓦台(チョンワデ、大統領府)が明らかにした。カン・ミンソク青瓦台(チョンワデ、大統領府)報道官はこの日、「文大統領は洪副首相から非公開で業務報告を受けた」として「洪副首相は最近、経済状況点検や対応方向、韓国版ニューディール推進現状と今後の計画、対外経済懸案と今後推進計画などを報告した」と明らかにした。
洪副首相の7-9月期のプラス成長見通しは過去2四半期にマイナスを記録した「基底効果」とともに輸出の回復傾向と積極的な財政投入の効果が働いたと分析される。7-9月期の国内総生産(GDP)は27日発表される。
文大統領は「8月中旬以降新型肺炎の再拡大にともなう内需と雇用衝撃にもかかわらず経済チームが苦労した」と励ました。また文大統領「7-9月期に続いて10-12月期には最近改善の流れを見せる輸出だけでなく、内需回復にも総力を挙げて新型コロナ防疫に続いて経済でも成功モデルを作ってほしい」と呼びかけた。
同時に「韓国版ニューディールの土台となる雇用のセーフティネット、両軸であるデジタル・グリーンニューディール以外に精神といえる地域均衡ニューディールの重要性はいくら強調してもしすぎることはない」とし「地域均衡ニューディールの推進体系とインセンティブの具体化などを年内に完了してほしい」と話した。