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警視庁は２３日、上野署地域課の男性警部補（５９）を虚偽有印公文書作成容疑で東京地検に書類送検し、減給１００分の１０（６か月）の懲戒処分とした。警部補は同日、依願退職した。
発表によると、警部補は６月２９日、東京都台東区の交差点で、右折レーンを直進した軽貨物車の道路交通法違反（違反点数１点、反則金６０００円）を取り締まった際、違反点数がつかない、より軽微な違反として虚偽の交通反則切符を作成した疑い。「運転手から『点数だけでも何とかならないか』と頼まれ、同情してしまった」と容疑を認めている。
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