がんの疑い、CT画像を見落とす…腫瘍は最大9・2cmに

[ad_1]

 兵庫県は22日、県立尼崎総合医療センター(尼崎市)と県立西宮病院(西宮市)の医師が、がんの疑いを示すCT(コンピューター断層撮影法)の画像を見落とすなどの医療ミスがあったと発表した。

 発表によると、尼崎総合医療センターで2017年9月、70歳代の男性を検査した放射線科の医師が、CT画像から肺がんの疑いがあると指摘したが、主治医がその指摘を見落としたという。今年8月、別の病院の検査で肺がんや骨への転移が判明。腫瘍は最大9・2センチの大きさになっていた。

 西宮病院では18年8月、別の病院からCT画像の提供を依頼されたことを機に、70歳代男性のがんを見落としていたことが判明。県は家族に400万円の和解金の支払いを決めた。また、17年に丹波医療センター(丹波市)で起きたCT検査の見落としについても、県は患者に1050万円の和解金を支払うことにした。

 八木聡・県病院事業副管理者は「いずれも放射線画像の見落としが原因の事案であることを重く受け止める。再発防止に努める」とコメントした。

[ad_2]

Source link