コロナ禍にも史上最大の売上高…サムスン電子、新しい歴史開いた

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サムスン電子
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李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン会長の死去後、初めて創立記念日(11月1日、51周年)を迎えるサムスン電子が、史上最大の四半期別売上を記録した。

サムスン電子は29日、ことし7-9月期の売上高66兆9642億ウォン(約6兆1960億円)、営業利益12兆3533億ウォンを記録したと発表した。前年同期と比較して売上高と営業利益がそれぞれ8%、58.5%増加した。特に売上高は、2017年10-12月期に出した四半期売上最大値(65兆9800億ウォン)の記録を更新した。

営業利益も「半導体超好況期」の記録と同等の実績を出した。サムスン電子の四半期別営業利益が10兆ウォンを超えたのは2018年10-12月期(10兆8000億ウォン)以来7四半期ぶり。同年7-9月期には17兆5700億ウォンを記録した。2017~2018年はグローバル情報技術企業のサーバー増設ブームによりメモリー半導体の需要が大幅に増加した時期だ。

新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)によるペントアップ(繰越)需要が出て、モバイルと家電の販売が増え、中国ファーウェイ社への制裁により半導体部門で反射利益を享受したことも一助となった。

事業別に見ると、半導体部門の善戦が顕著だ。半導体部門は、売上高18兆8000億ウォン、営業利益5兆5400億ウォンを記録した。前年同期比の売上高は7%、営業利益は81.64%増加した数値だ。主力製品のDRAMとNAND型フラッシュメモリの価格が7-9月期に下落したが、新型コロナによるモバイル・PCの需要増加で販売数が増加した。ファウンドリ(半導体受託生産)は、クアルコムなど新規受注が増え、四半期最大の売上を達成した。米国のファーウェイ制裁による反射利益も大きかった。サムスン電子の関係者は「ファーウェイが在庫確保のためにDRAMやNAND型など半導体の緊急注文を増やしたことも業績にプラスの影響を与えた」と説明した。

スマートフォンも予想より良い結果を出した。IM(スマートフォン)部門は、売上高30兆4900億ウォン、営業利益4兆4500億ウォンを達成し、13四半期ぶりに4兆ウォン台の営業利益を超えた。7-9月期に、下半期の戦略スマートフォンギャラクシーノート20と折りたたみスマートフォンのギャラクシーZフォールド2など相次ぐ主力製品発売と中低価格モデルの需要回復により前期に比べスマートフォンの販売が大幅に増えた。サムスン電子はこの日のカンファレンスコールで、「7-9月期の携帯電話販売台数は8800万台」と公開した。これは、従前の市場展望値(8200万台)を超える水準だ。家電(CE)部門は売上高14兆90億ウォン、営業利益1兆5600億ウォンを記録した。サムスン電子がCE部門で営業利益1兆ウォンを超えたのは今回が初めてだ。ディスプレイ(DP)部門は売上高7兆3200億ウォン、営業利益4700億ウォンだった。

7-9月期の驚きの実績は10-12月期までは続かず、多少鈍化するものと予想される。9月15日から米国のファーウェイに対する制裁が本格化し、半導体の販売取引が中断するからだ。ファーウェイは、サムスン電子の半導体の5大供給先の1つだ。

DRAM半導体価格も年末まで下落するものとみられる。この日、市場調査会社のICインサイツは報告書で「通常7-9月期と10-12月期には新作スマートフォン発売の影響でDRAM価格が上昇するが、ことしは新型コロナの影響で若干下落するだろう」と予想した。ICインサイツは「3大DRAMメーカーのサムスン電子、SKハイニックス、マイクロンはことし10-12月期と来年1-3月期まで販売が振るわないものと予測する」とし「ファーウェイの半導体販売禁止の影響が大きい」と分析した。

ICインサイツは、「来年には大型IT企業の在庫枯渇、サーバー・PC用半導体の需要継続、5億台に及ぶとみられる5Gスマートフォンの出荷台数などの影響で、DRAM市場が2桁の成長を見せるだろう」と予想した。

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