東京ディズニーランドでイベント&仮装なきハロウィーン…昨年までの“ゴースト”シンデレラ城もコロナに消された

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東京ディズニーランドでイベント&仮装なきハロウィーン…昨年までの“ゴースト”シンデレラ城もコロナに消された

 コロナ禍で特別な運営となっている東京ディズニーリゾート(TDR、千葉・浦安市)は31日、スペシャルイベントのないハロウィーン当日を迎えた。

【写真】今年の新ハロウィーン的キャラクター

 ハロウィーンは、23年にわたってTDRで開催され、仮装文化を日本に定着させてきた。だが、今年はコロナ禍での健康と安全の確保を最優先する「特別な運営方法」によって、スペシャルイベントは中止、中学生以上の仮装も禁止になっている。

 TDRを運営するオリエンタルランド(OLC)が29日に発表した業績予想(2021年3月期連結)は、純利益が511億円の赤字と出た(前期は622億円の黒字だった)。スペシャルイベントが中止になっていることで、関連諸経費が削減され、キャッシュアウト抑制になっているのは皮肉だ。

 コロナ禍でなければ今年も開催されるはずだったTDLの「スプーキー“Boo!”パレード」(18年~)は、名作だった。フロートは、ゴーストによって奇妙に変身したTDLになっており、ミッキーマウス&フレンズが招待されるストーリー。お墓だらけのシンデレラ城、スケルトンが運行するウエスタンリバー鉄道、黒い木馬やかぼちゃのティーカップが回るファンタジーランド、巨大なヘビや奇怪な鳥たちの集うアドベンチャーランド。この“呪われたTDL”さえ消してしまったコロナが憎い。

 ディズニー・ハロウィーンの歴史で特筆すべきは、15年から18年までTDSで開催された「ザ・ヴィランズ・ワールド」だろう。ディズニー映画の悪役の総称「ヴィランズ」が集結し、メディテレーニアンハーバーを占拠。ウィックド・クイーン(白雪姫)、キャプテン・フック(ピーター・パン)、ハデス(ヘラクレス)、ジャファー(アラジン)、マレフィセント(眠れる森の美女)、アースラ(リトル・マーメイド)が主役のイベントだった。限定キャラの手下たちは美男美女ぞろいで人気が爆発した。

 今年はTDLの大規模開発エリアが9月28日にオープンし、話題はそこに集約されるが、「美女と野獣」の世界が広がる“ニューファンタジーランド”のヴィランズは、ビースト(野獣)ではなく、狩人ガストンだ。王子である野獣を退治しようとする敵役で、レストラン「ラ・タベルヌ・ド・ガストン」の前にはガストン像の噴水がある。ここが新エリアでハロウィーンを感じられる場所かもしれない。かつてのハロウィーンでは、ガストンがグリーティングでTDSを歩いていたこともあり、来年に会えることを期待したい。

 今年はイベントのグッズはないが「歳事を楽しむための」ハロウィーン風グッズが売られている。OLCでは「販売期間はもうけておりませんので、11月1日以降も販売する可能性があります」と例年ならハロウィーン当日をもって終了するグッズがまだ買えるという今年ならではの楽しみ方もある。(酒井 隆之)

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