政令指定都市の大阪市を廃止して4つの特別区に再編する、いわゆる「大阪都構想」の賛否を問う住民投票が1日行われ、反対多数が確実の情勢となった。今回の住民投票の結果には法的拘束力がある。反対多数だったため、政令指定都市としての大阪市がそのまま存続する。午後11時過ぎに記者会見に臨んだ大阪市長で大阪維新の会の松井一郎代表は「結果はわれわれ2度目の敗北であります。今回は公明党に多大なるご支援をいただきましたが、すべて私の力不足。まさに大阪市民のみなさんの民意です。それをしっかり受け止め、大阪市の発展に全力を尽くしたいと思っております」と述べた。
【中継録画】都構想「反対多数」 松井市長「2度目の敗北。まさに大阪市民の民意」(2020年11月1日)