地下鉄に乗ったある乗客が列車の中で酒を飲んだり、タバコを吸ったりしながら暴言を吐いた後、逃走し、警察が捜査に乗り出した。
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2日、国土交通部鉄道警察隊によると、前日午後10時19分ごろ、ソウル~インチョン(仁川)方面のキョンイン(京仁国鉄)1号線急行列車内で「ある乗客(A氏)がタバコを吸って悪口を言っている」という通報があった。
当時の通報は、この乗客が乗った地下鉄の車内にいた他の乗客から管轄地区隊に届けられた後、直ちに鉄道警察隊に伝えられた。
鉄道警察隊は通報を受けた後の当日午後10時21分、ブピョン(富平)駅から乗客A氏が下車した地点であるチュアン(朱安)駅までの10分あまり、地下鉄の車内で缶ビールを飲みながらタバコを吸って抗議する他の乗客たちに暴言を吐いた証拠を確保した。
A氏は、トンアム(銅岩)駅で現場に出動した地下鉄駅の関係者から下車を求められたが応じず、チュアン駅で降りた後、現場から離れ逃走した。
鉄道安全法上、鉄道内での喫煙行為は30万ウォン(約27200円)の罰金処分を受けることになる。
鉄道警察隊は監視カメラなどを通じてA氏の移動経路を分析し、身元確認も行っている。
警察は「行政処分以外にも軽犯罪処罰法上の飲酒騒乱および不安感造成、被害者が確認された場合は侮辱罪など、刑事処罰まで適用を検討中」とし「身元を確保した後、容疑が確認されれば処分する予定」と述べた。