[ベルリン 3日 ロイター] – ドイツのシュパーン保健相は3日、米製薬ギリアド・サイエンシズ<GILD.O>の抗ウイルス薬「レムデシビル」が新型コロナウイルス感染症の初期段階の治療で効果があるとして、同薬を追加購入する決定を擁護した。
ドイツは前日、ギリアドと欧州連合(EU)の供給契約に基づき、約5%分のレムデシビル供給を要請した。
専門家の間からは、コロナ治療薬としてのレムデシビルの効果が十分に証明されていないことから、EUがギリアドと先月締結した供給契約を再交渉するよう求める声が上がっている。