前方走行の車、マフラーとトランクにホース取り付け…「自殺じゃないか」ピンときた


 岐阜市で10月、車内で排ガスによる自殺を図ろうとしていた高齢男性を救ったとして、岐阜県警岐阜中署は同市の運転代行業者「Good Luck代行」の運転手の男性(51)に感謝状を贈った。

 男性は10月4日午後8時15分頃、運転代行の利用客を送迎するため、長良川堤防道路を走行中、前方に時速20~30キロの低速で走行する乗用車を発見。マフラーとトランクにゴムホースが取り付けられており、「自殺じゃないか」と思った男性は、利用客に了解を取り、安全な場所に停車した上で県警に通報。岐阜中署員らが近くの草むらで乗用車を発見し、高齢男性は無事保護された。

 同署での感謝状贈呈式で、高松等署長は「鋭敏な感覚が一人の命を救った。通報していただいたことに感謝したい」と述べた。男性は「男性が無事助かって、ホッとしました」と話した。



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