ジュリアーニ元NY市長「選挙が盗まれた証拠、10州かもしれない」…複数の州で提訴へ

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ジュリアーニ元NY市長「選挙が盗まれた証拠、10州かもしれない」…複数の州で提訴へ

 【ワシントン=蒔田一彦】米大統領選の敗北を依然として認めていないトランプ大統領の陣営は選挙の不正を引き続き主張し、司法の場で徹底的に争う構えだ。民主党のバイデン前副大統領が政権移行作業を本格化させる一方、トランプ氏の動向にも注目が集まる。

 トランプ氏の個人弁護士、ルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長は8日、米FOXニュースのインタビューに「今回の選挙が(民主党に)盗まれた証拠が3、4の州で見つかっている。10州かもしれない」とまくし立てた。9日以降、ペンシルベニア州など複数の州で訴訟を起こすという。

 ジュリアーニ氏らは、共和党側の立ち会いが認められない中で多数の郵便投票が開票されたとして、無効を主張。既に死亡した人の名前で投票された例なども見つかったとしている。

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