覚せい剤取締法違反(使用)容疑で兵庫県警に逮捕された女(48)が微量の覚せい剤を下着に隠し、留置場に持ち込んだ疑いのあることが11日、捜査関係者への取材で分かった。
留置前の身体検査で見抜けなかったといい、県警は経緯を調べている。
捜査関係者によると、女は10月27日に尼崎東署に逮捕され、身体検査を受けて同署に留置された。翌28日に送検のため改めて検査したところ、下着の中から白い物質入りのポリ袋が見つかり、鑑定で微量の覚せい剤と判明した。
逮捕された容疑者を留置する際は、男女問わず衣服を脱がせ、隠している物がないか同性の係官が調べる。持ち込みが禁じられた私物は県警が預かり、保管するという。