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任期満了に伴う栃木県知事選は15日投開票の結果、無所属現職福田富一氏（67）が、元NHK宇都宮放送局長の無所属新人田野辺隆男氏（60）を破り、5選を果たした。投票率は38.73％で前回を5.46ポイント上回った。
4期16年務めた福田氏の県政運営への評価や新型コロナウイルス対策が主な争点となった。
福田氏は、新型コロナ対策で検査体制と医療提供体制を充実させた実績を強調し、人工知能（AI）を活用した「スマート農業」の推進なども主張した。自民、公明両党の県組織に加え、県内の医師会やJAなど各種団体の推薦も得て、選挙戦を終始優位に進めた。
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