障がいとロボットが出会ったサイバスロン大会…韓国KAISTチーム金メダル「快挙」

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「2020サイバスロン国際大会」に出場した韓国KAISTチームの選手たちが着用した「WALKON(ウォークオン)スーツ4」。[写真 KAIST提供]
「2020サイバスロン国際大会」に出場した韓国KAISTチームの選手たちが着用した「WALKON(ウォークオン)スーツ4」。[写真 KAIST提供]

障がい者とロボット技術が一つになった国際スポーツ大会「サイバスロン2020」に出場した韓国KAIST(韓国科学技術院)チームが金メダルと銅メダルを獲得した。中央(チュンアン)大学チームは5位に入った。サイバスロンは改造人間を意味するサイボーグ(cyborg)と競技を意味するラテン語アスロン(athlon)の合成語だ。サイバスロン大会は障がい者がロボットのような生体工学補助具を着用して記録を競うスポーツ大会で、4年ごとに開催されている。2016年に第1回大会が開かれた。

◆下半身麻ひの障がい者、ロボットスーツ着用して階段上り障害物通過

KAISTチームは「パワード外骨格」(エクソスケルトン)種目に出場した。前大会に出場して銅メダルを受賞したキム・ビョンウク選手(47)が金メダルを、今年初出場したイ・ジュヒョン選手(20)が銅メダルを獲得した。両選はともに下半身麻ひの障がいがあり、KAIST機械工学科のコン・ギョンチョル教授研究チームが開発したWALKON(ウォークオン)スーツ4を着用して該当種目に出場した。

選手たちはWALKONスーツを着て▼ソファから立ち上がってカップを重ねる▼障害物をジグザグ通過する▼険地の歩行▼階段昇り降り▼横斜面路の通過▼傾斜路およびドアの通過--など6つの任務を完遂した。

コン・ギョンチョル教授は「金メダルと銅メダルを同時に獲得できたのは選手たちの努力とあわせてWALKONスーツ4に適用された優れたロボット技術が証明されたこと」としながら「アイアンマンが実際に開発されるなら、韓国で一番最初に完成するだろう」と自信を持った。

◆機能的電気刺激バイクに乗った下半身障がい者、直接ペダル踏んで走行

中央大学チームは「機能的電気刺激(FES)バイク」種目に出場した。この種目は下半身を全く動かすことができない障がい者が自ら自転車ペダルをこいで1200メートルトラックを短時間で完走する記録競技だ。キム・ヨンフン選手(27)が韓国チームとして初出場し、5位に入った。

キム選手が乗った電気刺激バイクは中央大学機械工学科のシン・ドンジュン教授研究チームが開発した。人工知能アルゴリズムで障がい者の筋肉状態を判断して損傷した運動神経に代わって最適な筋肉収縮信号を生成する。これを通じて障がい者がモーターなど外部動力の補助がなくても自分の筋肉を使って走行することができる。

シン教授は「準備期間が2年6カ月しかなかったが、先進国のメダル受賞チームと対等な競技を繰り広げるなど、意義深い結果を得た」としながら「今後、麻ひ患者だけでなく、筋力補助が必要な老弱者および一般人に適用可能なスマートモビリティとして研究を拡大していきたい」と話した。

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