永瀬王座、豊島竜王降し5戦全勝単独首位 王将戦リーグ 羽生九段勝利、残留決める

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永瀬王座、豊島竜王降し5戦全勝単独首位 王将戦リーグ 羽生九段勝利、残留決める

 渡辺明王将(36)への挑戦者を決める第70期王将戦リーグ(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、囲碁・将棋チャンネル協賛)の2局が17日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、4戦全勝同士の頂上対決となった豊島将之竜王(30)―永瀬拓矢王座(28)戦は、永瀬が169手で制し、5戦全勝で単独首位に立った。

 矢倉脇システムの序盤戦から激戦になり、永瀬が攻めて豊島が受ける展開に。終盤、豊島は端攻めを開始したが、これに乗る形で永瀬は自玉を敵陣に向け動かし、入玉を狙った。大駒3枚の永瀬が駒の点数で優位に立ち、豊島が持将棋もあきらめて投了を告げた。

 永瀬は「厳しい戦いが続いているので最終局も頑張りたい」。豊島は「最終局は気持ちを切り替えて頑張りたい」と語った。

 もう1局は、羽生善治九段(50)が木村一基九段(47)に91手で勝って4勝1敗とし、リーグ残留を決めるとともに挑戦権獲得の可能性を残した。木村は5戦全敗となった。

 羽生は先週、無菌性髄膜炎を発症して入院し、12、13日の竜王戦第4局が延期となったが、14日に退院。復帰後初の対局を勝利で飾った。羽生は「退院後は、この対局が近いのでずっと静養していた。最終局はあまり難しいことを考えずに臨みたい」と語った。

 同リーグは20日に最終局を迎え、永瀬は広瀬章人八段(33)と対局。豊島と羽生が直接対局する。永瀬が勝てば6戦全勝で挑戦権を獲得する。一方、永瀬が敗れた場合、豊島―羽生戦の勝者と5勝1敗で並び、30日にプレーオフが行われる。藤井聡太王位(18)はリーグ残留をかけて木村と対戦する。【山村英樹】

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