19日午前0時15分頃、神戸市西区の高齢者福祉施設の敷地内で、市内の小学5年の男児(11)が倒れているのを、兵庫県警の警察官が見つけた。男児は搬送先の病院で死亡が確認された。施設屋上の転落防止用フェンス(高さ約1・5メートル)をよじ登った形跡があり、神戸西署は、屋上から飛び降りた可能性が高いとみて調べている。
発表では、男児は18日午後2時半頃に学校を出た後、行方が分からなくなり、父親が同10時半頃、神戸西署に行方不明者届を出し、署員らが捜していた。施設の防犯カメラには、男児が同日夕、建物の非常階段を1人で上がっていく様子が映っていたという。