韓経:「日本市場で1位」…あおり運転衝撃事件で販売急増の韓国製品

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イーエムティーオメガは昨年、累積輸出7000万ドルを達成した。(写真=チェ・ヒョク韓経ドットコム記者)

#.2017年6月、2人の娘はあおり運転のために目の前で両親を亡くした。事件はこうだ。神奈川県の東名高速道路のサービスエリアで家族4人が乗ったワゴン車と20代の男の車の間でもめごとがあった。ワゴン車が出発すると、男の車は高速道路で4回もワゴン車の前に割り込んで妨害行為をした。結局、ワゴン車は高速道路の追い越し車線で停車することになった。男はワゴン車を運転していた40代の男性につかみかかって暴力を加えたが、2分後、大型トラックが後ろからワゴン車に追突した。この事故で運転者の夫婦(45歳、39歳)は死亡し、後ろに乗っていた娘2人は負傷した。加害者の20代の男は懲役18年を言い渡された。

当時、日本社会に衝撃を与えたあおり運転事故だ。このようにあおり運転による事故が相次ぎ、日本ではドライブレコーダーに対する関心が大きく高まっている。準備していた者にチャンスが訪れた。当時、イーエムティーオメガは前方だけでなく後方のドライブレコーダー(ZDR-015)の販売を始めたところだった。

19日、韓経ドットコムと会ったイーエムティーオメガのイ・ジングク代表は「寝て覚めれば注文量が増えていた。かろうじて納期に合わせることができるほどだった」と振り返った。

この事故で日本のドライブレコーダー市場規模は拡大した。2018年4-9月のドライブレコーダーの出荷量は165万台と、2年前の同期(65万台)比べ倍以上に増えた。特にイーエムティーオメガのZDR-015は販売が急増し、単一モデルで100万台販売を達成した。

車両用ドライブレコーダー開発会社イーエムティーオメガは、製造業開発生産(ODM)形態で日本に製品を輸出している。イーエムティーオメガの製品は現地ドライブレコーダー市場でシェア30%にのぼる。ドライブレコーダー価格比較サイトでイーエムティーオメガが生産したZDR-025はラインキング1位だ。ZDR-026、ZDR-016、ZDR-015もすべて10位内に入っている。

こうした人気は特化技術のためだ。イーエムティーオメガは韓国では8件の特許を保有中で、日本とロシアでもそれぞれ特許1件を保有している。イーエムティーオメガは世界で初めて1秒台のブーティング録画が可能なドライブレコーダーを開発した。今年は事故の場面を録画するのにかかる時間を0.7秒まで短縮するのに成功した。

イ代表は「日本は価格が安いドライブレコーダーよりも品質が良い製品がよく売れる雰囲気で、我々の製品はSDカードのフォーマットが必要ないという点で人気がある」とし「中国の低価格ドライブレコーダーも多いが、日本人に合うユーザーインターフェイス(UI)などを実現できず、大きな成果を出せていない」と指摘した。

技術だけでなく製品の完成度も高めた。イ代表は「普通、ドライブレコーダーの不良率は1-3%程度だが、イーエムティーオメガの製品は0.2%ほどで不良品がほとんどない」とし「安定した品質のおかげで日本企業と10年以上も取引を続けている」と明らかにした。

市場での技術力優位は数字に表れている。イーエムティーオメガの2013年の売上高は30億ウォンだったが、昨年の売上高は1029億ウォン(約96億円)まで増えた。

◆文大統領も認めた技術力…ロシアでは初のレーダー結合製品販売

文在寅(ムン・ジェイン)大統領もイーエムティーオメガの技術力を認めた。文大統領は昨年12月の第56回「貿易の日」行事で、イーエムティーオメガに真っ先に言及し、「世界で初めて1秒台ブーティングのドライブレコーダーを開発した」とし「技術と実力で世界に進出した大韓民国の未来」と強調した。

昨年末、イーエムティーオメガは輸出7000万ドルを達成した。2013年に進出したロシアでも成果が出ているからだ。ロシアでは世界で初めてレーダー結合製品「RDVR」を販売した。韓国とは違いロシアではナビゲーションが走行速度を知らせる機能がないため、レーダーが運転者の走行速度を感知する。

イ代表は「レーダーとドライブレコーダーの中央処理装置(CPU)を一度に作動させるシステムで、技術的に合わせるのは難しい」とし「中国企業はレーダーとドライブレコーダーをそれぞれ別に置いた製品を出し、消費者の呼応を得られずにいる」と説明した。

韓国国内でもイーエムティーオメガは技術力が認められている。イーエムティーオメガが漢拏(ハルラ)ホールディングスに納品したドライブレコーダー(KP100)製品は、2016年に韓国消費者院から最優秀性能製品に選ばれた。李代表は「国内市場でも販売しているが、売上高の90%は輸出が占める」とし「日本自動車会社とは別に電装会社にもドライブレコーダーを納品している」と明らかにした。

このように技術力の優位を確保できたのは、会社が研究開発(R&D)に集中しているからだ。イ代表「我々の職員全体の60%は開発者」とし「ODMで独自の工場を保有し、在庫管理などリスクなく良い財務健全性を維持している」と説明した。

新型コロナ事態は変数だが、海外での売上増加も狙っている。イ代表は「コロナがなかったとすれば主力企業が存在しない欧州にも活発に進出する計画だったが、残念だ」としながらも「新型コロナの影響で進展は遅いが、米国、欧州のB2C市場進出も進めている」と明らかにした。

今後イーエムティーオメガはドライブレコーダー市場で技術的優位を固める計画だ。イ代表は「ドライブレコーダーのB2B電装市場はようやく開始段階に入った」とし「欧州市場も初期成長期に入る水準」と説明した。

ドライブレコーダーを通じて通信用とモノのインターネット(IoT)分野への拡大の可能性にも目を向けている。イ代表は「通信用ドライブレコーダーは事故が発生すれば直ちに保険会社に連絡し、高齢運転者を対象にすぐに家族に連絡する形で活用されるだろう」とし「該当ドライブレコーダーを通じて、自分の車に人や事物が接触する場合も感知できるように具現していく」と述べた。続いて「日本通信企業と協業中であり、該当製品は来年上半期に販売される予定」と伝えた。

イ代表はモノのインターネット(IoT)を通じて宅配運転手の安全性も高めることができるという。イ代表は「トラックのドライブレコーダーを本社とつないで運転者の状態をチェックし、運転者に注意や警告もできる」とし「自動車市場でドライブレコーダーは拡張性がまだ多く残っている」と判断した。

AIをドライブレコーダーに取り入れればさまざまな事故を予防できる。イ代表は「車が後進する時、後ろから来る自転車を感知して知らせたり、あおり運転をする車のナンバープレートが鮮明に映るようにできるだろう」と説明した。

来年初めには360度カメラを搭載したドライブレコーダーを発売する。最近、日本で法制化されたあおり運転に対応するためだ。日本は6月、あおり運転を「妨害運転罪」と規定し、飲酒運転レベルの最大懲役5年に量刑を高めた。

イ代表は「室内全体を撮るドライブレコーダーで、側面からの接触事故や運転者を直接脅かす事例をとらえることができる」とし「英国のバイヤーも関心を見せている」と話した。また「ドライブレコーダー市場は5部稜線を越えた状況で、さらに拡大する可能性が高い」とし「海外市場のプレミアムマーケットを攻略していく計画」と述べた。

イーエムティーオメガは2023年にコスダック市場に上場する予定だ。最近、ハナ金融投資と主幹事契約を結んだ。

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