韓国証券会社の報告書「米国景気悪化が現実化…韓国の輸出実績にも悪影響」


韓国輸出企業が米国の景気悪化によって、期待したほどの輸出実績を収められない可能性があるとの予測が出された。

26日、キウム証券のソ・サンヨン研究員が出した報告書によると、この日発表された米国経済指標で週間失業保険の請求者数が3万人増となる77万8000人に達した。2週連続の増加だ。消費指標も振るわなかった。米国商務省によると、先月米国の個人消費支出(PCE)は前月比0.5%増加した。前月(1.2%増加)と比べて消費鈍化が現実化したといえる。

ソ研究員は「特に消費支出61%を占めるサービス消費が回復できずにいる」とし「結局、コロナ拡大が米国景気に悪影響を与えていることを示している」と指摘した。

これに伴い、米国と欧州の輸入需要増加で利益が改善している韓国輸出企業もこの影響を受けるとみられている。ソ研究員は「報告書は韓国の輸出が良好な様子を示しているが、その規模が期待ほど拡大する可能性は高くないかもしれないとみることができる」と話した。



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