米大統領選、バイデン氏が勝利確定 「新たな章」へと移行促す 選挙人過半数を獲得


米大統領選、バイデン氏が勝利確定 「新たな章」へと移行促す 選挙人過半数を獲得

 来年1月6日の連邦議会での投票結果承認を経て、同20日にバイデン氏は第46代大統領に、ハリス上院議員が副大統領に就任する。

 トランプ陣営は選挙人投票での逆転を目指し、激戦州で訴訟を連発してきたが、万策が尽きたとの見方が強まっている。

 バイデン氏は14日夜(日本時間15日午前)に国民向けに演説。「米国の魂を懸けた戦いで民主主義が勝利した」と語り、敗北を認めていないトランプ大統領(74)に対し平和的な政権移行を促した。また「新たな章を開き、(国民を)団結させ、癒やす時だ」と融和を呼び掛けた。

 全米50州と首都ワシントン特別区に割り当てられた538人の選挙人が投票。全選挙人が既に承認した11月の選挙結果に従って投票し、バイデン氏が獲得した選挙人は306人、トランプ氏は232人となった。

 トランプ氏は11月、選挙人投票の結果に従う姿勢を示したが、今月13日には「決して諦めない」と語り、引き続き争う構え。同氏周辺では、連邦議会の集計で異議を申し立て、結果の承認阻止を模索する動きもあるが、結果が覆る可能性はほぼない。 



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