【上海共同】カプコンの人気ゲーム「モンスターハンター」を実写化した映画が、中国で公開翌日の5日に上映中止になった。中国メディアは映画の一場面に「中国人への差別的なせりふがあった」と報道、ネット上で批判が殺到した。
米紙によると、問題視されたのは、米兵の「俺の膝(ニーズ)を見て」「チャイニーズだ」というせりふ。韻を踏んだ冗談だが、中国人や日本人の膝が汚いとして侮辱する米国の下品な手遊び歌を連想させるという。
映画を製作したドイツのコンスタンティン・フィルムは6日「中国人を差別したり侮辱したりする意図は一切ない」と釈明。誤解を招くせりふを削除したと説明した。