米FDA諮問委員会、モデルナの新型コロナワクチンも使用勧告

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米FDAの諮問委員会がモデルナの新型コロナワクチンの使用を勧告した/Tasos Katopodis/Getty Images

米FDAの諮問委員会がモデルナの新型コロナワクチンの使用を勧告した/Tasos Katopodis/Getty Images

(CNN) 米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は17日、米モデルナが開発した新型コロナウイルスワクチンの使用を勧告した。勧告を受け、FDAは同ワクチンの緊急使用許可を出す見通し。米国では既に米ファイザーと独ビオンテックが開発したワクチンが承認され、接種が開始されている。

米国内で確認された新型コロナウイルスの症例数は1700万例を超え、1日当たりの新規の症例数、死者数、入院患者数とも16日の統計で過去最高を更新している。

モデルナのワクチン接種を開始するためには、米疾病対策センター(CDC)がゴーサインを出す必要がある。CDCの諮問委員会は19日に会合を開く見通しで、21日の週にもモデルナのワクチンの使用を開始できる可能性が高まった。

ファイザーのワクチンは約21日間隔で2回の接種を受ける必要があり、モデルナのワクチンも2回の接種を必要とする。米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長によると、モデルナのワクチン承認を前提とした場合、12月末までに両ワクチンを合わせて2000万人のための4000万回分が供給できる見通し。

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