サムスン電子、パンデミックの中でも昨年の営業利益29%増の36兆ウォン

[ad_1]

サムスン電子が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)にも好調を示した。サムスン電子は8日、連結基準の業績速報値を集計した結果、昨年10-12月期に売り上げ61兆ウォン(約5兆7979億円)、営業利益9兆ウォンを記録したと公示した。2019年10-12月期の売り上げ59兆8800億ウォン、営業利益7兆1600億ウォンを大きく上回る数値だ。ただ証券業界の見通しよりはやや低かった。金融情報会社Fnガイドは売り上げ61兆2876億ウォン、営業利益9兆5438億ウォンを予想していた。

昨年のサムスン電子の年間売上額は236兆2600億ウォンで、2019年より2.54%増加した。営業利益は前年より29.46%増えた35兆9500億ウォンだ。業績善戦の最大の貢献者は半導体だ。サムスン電子が世界の頂点に上がっているメモリー半導体であるDRAM、NAND型フラッシュが業績を主導した。昨年のDRAM市場売り上げは656億4300万ドルで2019年より5%ほど増えた。NAND型フラッシュ売り上げも568億8800万ドルで前年より23%増加した。

世界市場でサムスン電子のメモリー半導体シェアは最高水準だ。DRAMのシェアは42%、NAND型フラッシュも34%に達する。メモリー半導体市場の成長には新型コロナウイルスが寄与した。在宅勤務の拡散や非対面インフラの構築などによりノートパソコンとスマートフォン、サーバーなどメモリー半導体が必要な製品の需要が増えたためだ。第5世代(5G)移動通信と自動運転車分野でもメモリー半導体需要が急増している。証券業界ではサムスン電子が昨年の営業利益のうち50%を半導体で稼いだと推定する。

家で過ごす時間が増えテレビなど家電部門も善戦した。10-12月期は1兆ウォン水準の営業利益が予想される。スマートフォンなどIT・モバイル(IM)部門も10-12月期だけで2兆ウォン台の営業利益を収めたと推定される。証券業界では10-12月期だけでスマートフォン6000万台を出荷したとみている。ただ年末マーケティングのコスト増加で業績はやや停滞したとの分析も出ている。部門別の業績確定値は今月末に発表予定だ。

業績善戦のニュースでこの日サムスン電子の株価は7.12%値を上げ8万8800ウォンを記録した。終値基準で過去最高水準だ。この日韓国総合株価指数(KOSPI)もやはり過去最高となる3152.18で取引を終えた。

サムスン電子の今年の業績見通しも手堅い。半導体・市場調査会社のオムディアは今年世界のDRAMとNAND型フラッシュ市場売り上げが昨年よりそれぞれ23%と14%増加すると予想する。ポスコ経営研究院のイ・ジュワン研究委員は「供給過剰に対する懸念はあるが、量的規模では最大好況期に挙げられる2018年を超えられるだろう」と予想した。

[ad_2]

Source link