起亜が9日、専用電気自動車「EV6」イメージを公開した。[写真 起亜]
韓国起亜自動車が初めての専用電気自動車の名前を「EV6」に決めた。今までプロジェクト名「CV」としか知られていなかった車両で、電気自動車を意味する「EV」に数字だけを付けた直観的な名前を採用した。
起亜は9日、EV6のティーザー映像とイメージを公開した。車両前面を詳しく見てみると、新ロゴとともにヘッドライトのデイタイムランニングライト(DRL、昼間走行灯)が流れるようなすっきりとしたデザインになっている。
車両後面にはデジタルを象徴するドット形態の発光ダイオード(LED)にEV6という車名が刻まれている。
EV6は現代車が最近公開した「アイオニック(IONIC)5」と同じように平たいスケードボード形態の電気自動車専用プラットフォーム(E-GMP)を基盤に製作された。時速0キロから時速100キロに達する時間は3秒台と言われており、量産は華城(ファソン)工場で行う。起亜は今月末、オンラインでEV6を全世界に公開する。今後、起亜はEVに数字を付けた名前の電気自動車モデル7種を発売する計画だ。
起亜デザイン担当(専務)のカリム・ハビブ氏は「EV6は顧客のさまざまな要求を満たし、時間的余裕とインスピレーションを与える空間になるだろう」としながら「大胆ながらも独創的、創意的モビリティー経験を提供できるよう絶えず努力していく」と明らかにした。