韓国企業クーパン、華やかなNYデビュー…「ハーバード大学中退生が億万長者に」


ニューヨーク・ウォール街の中心になびく太極旗。クーパンの上場を控え、米国ニューヨーク証券取引所の建物にクーパンのロゴと共に太極旗が掲揚された。[写真 クーパン]
ニューヨーク・ウォール街の中心になびく太極旗。クーパンの上場を控え、米国ニューヨーク証券取引所の建物にクーパンのロゴと共に太極旗が掲揚された。[写真 クーパン]

クーパンのニューヨーク証券取引所のデビューは派手だった。

米国ニューヨーク証券取引所(NYSE)は11日(現地時間)クーパンの株価が49.25ドル(約5340円)で取引を終えた。公募価格の35ドルより40.71%程度高い。

クーパンはNYSE取引開始直後、69ドルまで急騰した。公募価格より97%程度高く、上場初日の取引を開始した。しかし、時間が経つにつれ下落し、終値49.25ドルに安着した。ただし、この日の時間外取引で反発し、50ドル台を上回った。

クーパンの公募価格は当初の目標価格帯の1株あたり32ドル~34ドルよりも高い35ドルだった。

◆ことしもニューヨークIPO展開持続の可能性

韓国企業と投資家は、クーパン企業公開(IPO)と上場を「韓国企業の成功的ニューヨークデビュー」として受け止めた。一方、ウォール街の人々はクーパンの成功を「IPOブームが、ことしも続いている証拠」とみた。

ブルームバーグ通信は「昨年、ニューヨーク証券市場でIPOを介して調達された資本は1800億ドルが史上最多だった」とし、「この記録はクーパンの成功により、ことし中に破られる可能性がさらに高まった」とした。

当初ウォールストリートの人々は、ニューヨーク証券取引所IPOブームはことし式をする可能性があると見た。IPOオープンは昨年、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)状況から逃げた。

◆従業員は、上場6日後以降に株処分可能?

クーパンは2014年のアリババ以降、ニューヨークでのアジア企業IPO規模の中で最も大きい。

そのため、ウォールストリートジャーナル(WSJ)やブルームバーグなどは「ハーバード大学中退生(キム・ボムソク理事)が新たな億万長者になった」とし、「株式市場版英雄談」を報じた。

同時に、クーパンの既存株主のロックアップの例外に注目した。トムソン・ロイターによると、クーパンの大株主などは6カ月間(180日)、株を売却することができない。

例外がある。株価が公募価格(35ドル)よりも高い場合、従業員は上場6日後以降に株式を売却することができる。

スタッフを除く大株主などは、株価が公募価格より33%(約46.55ドル)以上高ければ、上場から12日経過後に株式の一部を処分することができる。



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