【速報】日米豪印がクアッド会談で共同声明  韓国は蚊帳の外w

日米豪印のクアッド首脳会談が13日未明に開催された。4カ国で共同声明を出し、東シナ海と南シナ海における安全保障協力を促進すること、インド太平洋地域におけるワクチン普及への協力を表明した。蚊帳の外から韓国が悔しそうにこちらを見ている。国際的な枠組みから排除されレッドチーム送りとなる国に用はない。
「海洋安保の協力促進」明記、中国をけん制…日米豪印が共同声明
3/13(土) 12:32配信 読売新聞オンライン

日本と米国、オーストラリアとインドの4か国は13日未明、海洋安全保障協力などを盛り込んだテレビ首脳会議の共同声明を発表した。インド太平洋地域への新型コロナウイルスのワクチン普及に向けた協力も明記した。

4か国首脳が会談するのは初めてで、12日午後10時半から約1時間45分行われた。

共同声明は、公海自由の原則などを規定した国連海洋法条約の重要性に触れ、「東シナ海及び南シナ海におけるルールに基づく海洋秩序に対する挑戦に対応するべく、海洋安全保障を含む協力を促進する」と明記した。名指しは避けながらも、東・南シナ海で軍事力を背景に一方的な現状変更の試みを強める中国を念頭に、けん制するものだ。

非同盟を掲げるインドは、4か国の枠組みが中国との対決色を強めることには慎重で、共同声明が安保協力に踏み込めるかどうかが焦点となっていた。

菅首相は会議後、記者団に「日米豪印4か国(の連携)を新たなステージに引き上げることができた」と成果を強調した。米国のジェイク・サリバン国家安全保障担当大統領補佐官も記者会見で、「4首脳は中国が提起している挑戦について話し合い、誰も中国に対する幻想がないことを明確にした」と語った。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/0314213764902973eba499e0ca1afc7d960fe7dd

この件について時事通信が安全保障面での色が薄まったと誤解を招くような表現をしているが、そもそも中国に限らず東シナ海と南シナ海の状況が脅かされるようなことがあってはならないという認識だ。またインドはそもそも米国との同盟関係になく、これからも同盟を結ぶかどうかは分からない状態だ。いきなり4カ国同盟に発展させなくても中国を抑止することは十分に可能と言える。

時事通信と同じビルに愛国日報はその辺りには触れず手短に概要をまとめた。愛国日報の記事が短い時は愛国心を発揮できずやる気が出ない場合だから、これは日本にとっていい流れと言えるだろう。時事通信のような論調で記事を書いてしまったら非難轟々のはずだからだ。


「中国包囲網」に温度差 日米豪印、安保色薄く
3/13(土) 7:12配信 時事通信

日本、米国、オーストラリア、インド4カ国の枠組み「クアッド」は台頭する中国に結束して対処する姿勢を強めている。

12日には、バイデン米大統領の呼び掛けで、初の首脳会談を開催。ただ、中国との向き合い方には温度差もあり、4カ国協力は当面、安全保障分野には発展せず、新型コロナウイルス対応など「中国への刺激の少ないテーマ」(日本政府関係者)にとどまりそうだ。

「ジョー、モディさん、スコモ」。菅義偉首相は米印豪3人の首脳に親しげに呼び掛けつつ、「『自由で開かれたインド太平洋』の実現に共に取り組む皆さんと首脳会議を実現でき、大変光栄に思う」と語った。

日米豪印はそれぞれ太平洋やインド洋に面し、民主主義や法の支配といった価値観を共有。4カ国連携の旗印は、中国の経済圏構想「一帯一路」の対立軸として日米が提唱する「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現だ。4カ国外相はこれまでに電話を含め3回の会談を重ねてきた。

日本政府は、中国海警局の武器使用権限を定めた「海警法」制定に懸念を強めている。海警局の船舶が沖縄県・尖閣諸島周辺海域への領海侵入を繰り返しており、中国を取り囲むように位置する米豪印との連携による抑止力に期待。「クアッド」を重視するバイデン政権の姿勢も歓迎している。

ただ各国は、中国けん制では思惑が一致するものの、経済的な結び付きから中国との関係悪化は避けたいとの事情もある。特に、国境紛争を抱えるインドは中国を刺激することを嫌っているという。

こうした経緯から日本政府は、クアッドをあくまで「自由で開かれたインド太平洋」構想の象徴と位置付け、「4人の首脳が顔を合わせることに意味がある」(外務省関係者)と強調する。首相も昨年10月、訪問先のインドネシアで「インド太平洋版の北大西洋条約機構(NATO)をつくる考えはない」と軍事同盟化を否定した。

日米両政府は今月16日に外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)を開催。4月前半には首相が訪米し、バイデン氏と対面形式では初の日米首脳会談に臨む。日本政府は、中国への実質的な対処方針を一連の日程の中で詰めていく方針だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f00971afef3a99cd593998da4e400d04a0d8c273

菅首相「クアッド首脳、年末までに対面会合開催で合意」
3/13(土) 10:36配信 中央日報日本語版

菅義偉首相が「クアッド(Quad、日米豪印)4カ国の首脳が年末までに対面の会合を開催することで合意した」と明らかにした。

12日(現地時間)のロイター通信は、菅首相がこの日、クアッド首脳会合を終えた後、このように述べた、と伝えた。クアッドとは日米豪印が中国の成長に対抗するために結成された協議体。

この日、クアッドの最初の4カ国首脳会合が開催された。オンラインで開かれた会合にはバイデン米大統領、菅首相、モディ印総理、モリソン豪首相が参加した。

菅首相は4カ国の首脳が開発途上国に新型コロナワクチンを配布するために協力することで合意したと述べた。また、ミャンマーの軍部クーデター事態について4カ国の首脳は深い懸念を表した。

菅首相は「この日の会合では、中国による周辺水域の一方的な現状変更の試みに強く反対することを訴えた」とし「この問題について他国の首脳と協力することで合意した」と明らかにした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9acb8f38bd06ada0392e429fb82ec75462bf09e5

中国では王外相が人民解放軍の強硬姿勢に苦慮しているという報道もちらっと見かけた。ミャンマーの件といい中国政府にも制御ができなくなっているのかもしれない。最終的に中国軍の戦区同士が争うような事態も想定される。その意味でも東シナ海と南シナ海の安定が大事ということだ。