現代自動車グループ「中国ビッグ3奪還」に向け電気自動車三銃士同時進撃

By | April 20, 2021


現代自動車は19日に開幕した上海モーターショーでジェネシス「G80」の電気自動車を初めて公開した。[写真 現代自動車]
現代自動車は19日に開幕した上海モーターショーでジェネシス「G80」の電気自動車を初めて公開した。[写真 現代自動車]

現代(ヒョンデ)自動車グループが中国市場で捲土重来を狙う。小型車大量販売方式と決別し、電動化・親環境・ラグジュアリー車を前面に出す。現代自動車グループは19日に開かれた「2021上海国際モーターショー」で新たな中国市場攻略戦略を本格化した。

現代自動車はこの日上海コンベンションセンターで開かれた上海モーターショーでジェネシス「G80」の電気自動車モデルを初めて公開した。G80のガソリンモデルを電気自動車に改造したモデルで、1回の充電で最大走行距離は427キロメートルだ。ジェネシス事業部長を兼任している現代自動車のチャン・ジェフン社長はこの日ビデオメッセージで「G80電気自動車モデルはジェネシスの新車では初めて韓国以外の国で初公開する。ジェネシスの電気自動車市場参入を知らせる象徴的モデル」と話した。

ジェネシスは中国市場で現代自動車のブランド高級化戦略の先頭に立つ尖兵の役割を担う。G80電気自動車をはじめ、ジェネシスが中国で販売するG80とGV80は中国ではなく蔚山(ウルサン)工場で生産し輸出する。中国の消費者に「ジェネシス=輸入車ブランド」という認識を持たせるためだ。G80電気自動車は前面のラジエーターグリルが必要ない電気自動車だが、デザインに一体感を与えるためジェネシスならではの盾型グリルパターンを維持した。

この日の上海モーターショーでは現代自動車と起亜が韓国でそれぞれ公開した電気自動車「アイオニック5」と「EV6」も公開した。現代自動車はアイオニック5を始まりに来年から毎年中国で専用電気自動車モデルを発売する計画だ。現代自動車・起亜でブランド・販売部門総括を務める李宏鵬氏は「アイオニック5を始まりに中国での電気自動車競争力を高めていく」と明らかにした。アイオニック5とEV6の場合、中国政府の電気自動車補助金を受けるために現地生産を検討中だ。

現代自動車グループは最近中国市場に力を入れ「失地回復」を叫んでいる。現代自動車・起亜は一時フォルクスワーゲン、ゼネラルモーターズ(GM)とともに中国でビッグスリーと呼ばれた。だが販売台数は2016年に179万4000台でピークに達し、昨年には66万5000台まで落ち込んだ。現代自動車の中国進出初期と違い中国の自動車メーカーが性能やインテリアなどで躍進したためだ。大林(テリム)大学自動車学科のキム・ピルス教授は「現代と起亜の中国での位置づけは、ベンツ・BMW・アウディなど高級ブランドと、吉利自動車・上海自動車など中国ブランドの間に挟まれた状況になった。中国メーカーとの差別化要素を作れなければサムスンのスマートフォンのように現地での生き残りが難しくならざるをえない構造」と話した。

現代自動車グループは15日に▽電動化拡大▽水素技術強化▽未来モビリティソリューション提示▽現地技術力強化なの「中国市場再跳躍に向けた4大戦略」を発表した。このため現代自動車と起亜は2030年までにハイブリッド自動車と水素電気自動車を含め合わせて21種類の電気自動車モデルを出すことに決めた。韓国と違い中国は電気自動車だけでなくハイブリッド車まで新エネルギー車として補助金を出している。

現代自動車は中国南部の広州に水素燃料電池工場も作り始めた。現代自動車が得意な水素電気自動車「ネクソ」の現地進出に向けた布石だ。現代自動車グループの李光国(イ・グァングク)中国事業総括(社長)は「中国は新しい機会と挑戦にあふれた所。4大戦略を通じて未来モビリティ時代を先取りし再跳躍を成し遂げるだろう」と話した。



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