【竜仁、ソウル聯合ニュース】韓国の俳優、ソン・ヨンギュさんが4日、ソウル郊外の京畿道竜仁市で遺体で発見された。
竜仁東部警察署によると、同日午前8時ごろ、竜仁市内の住宅団地に止められた車の中でソンさんが亡くなっているのを知人が発見し通報した。他殺が疑われる点は見つかっておらず、遺書もなかった。
警察は遺族に話を聞くなどしてソンさんが亡くなった経緯を調べる方針だ。
ソンさんは6月19日午後11時ごろ、竜仁市内で飲酒運転をした容疑で摘発され、検察に送致された。この事実が先月末になって報じられ、出演中の作品から降板するなど物議を醸した。
1994年にデビューしたソンさんは最近までドラマ、映画、演劇に出演した。2022年からは韓国・世明大演技芸術学科の特任教授も務めた。
大ヒット韓国映画「エクストリーム・ジョブ」（2019年）に出演し、知名度を上げたほか、米動画配信大手ネットフリックスのドラマ「ナルコの神」や米ディズニーの動画配信サービス「ディズニー＋（プラス）」のドラマ「カジノ」でも印象的な演技を見せた。
韓国のドラマ・娯楽チャンネルENAで放送中のドラマ「アイショッピング」（原題）で牧師役を、SBSで放送中のドラマ「TRY～僕たちは奇跡になる～」でラグビー部の監督役をそれぞれ演じていた。また、先月25日を最後にソウルで上演中の演劇「シェークスピア・イン・ラブ」を降板した。
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