IMF「韓国はコロナ対応良かったが最高水準の家計負債で一難去ってまた一難」

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国際通貨基金(IMF)が「韓国政府が新型コロナウイルスの感染拡大を減らし経済的衝撃を減らすのに成功的だった」と評価した。ただ部門別では不均等な「K字形回復」と最高水準の家計負債は解決すべき課題に選ばれた。

IMFは先月30日、「一難去ってまた一難:新型コロナウイルスを超えて進む韓国」と題する報告書を発表した。過去1年間の韓国政府の新型コロナウイルス政策対応に対するIMFの評価は概ね肯定的だ。

IMFはまず、韓国が堅固な経済基礎体力(ファンダメンタルズ)と防疫を基に新型コロナウイルス危機をうまく解決したと診断した。IMFは「広範囲な検査、感染経路追跡、重症患者個別治療などの防疫政策で他の国より低い感染率を維持した」と説明した。韓国は昨年、コロナで影響を受けた労働者と企業に対する財政支援、金融市場安定化措置などで実質国内総生産(GDP)成長率がマイナス1%にとどまり、主要20カ国(G20)でマイナス成長幅が最も少なかった。

韓国経済は早く回復しているが、分野別で均等でない回復の様相は問題点に挙げられた。IMFは「輸出が反騰し企業投資も増えたが、サービスと消費はコロナ以前より少ない水準」と明らかにした。そして「韓国政府はこのようなK字形回復と不確実性に備えて適切な財政支援と通貨政策を維持している」と判断した。

韓国のマクロ金融政策も新型コロナウイルス危機を比較的よく耐え抜いたが、大規模な家計負債は「一難去ってまた一難」になりかねないと指摘した。IMFは「家計負債が可処分所得の190%を超える経済協力開発機構(OECD)最高水準で、不動産担保ローンの割合が大きい。中小企業の信用貸付は半分ほどが利子も返せない限界企業」と明らかにした。

IMFは今後経済活動が正常化するにつれ成長潜在力と包容力を育てるための改革が必要だと助言した。IMFは「韓国は突出した経済成長率を記録しているが、この数十年間で生活水準の改善はますます遅くなり、生産性は他の先進国より低い」と明らかにした。

IMFは「韓国版ニューディールがサービス分野の生産性を高め、女性・青年・高齢者が直面した不平等を緩和しなくてはならない」と強調した。そして「炭素価格制強化などグリーン投資を誘導するのも重要な課題」と付け加えた。

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